品質について | 独自の品質管理システム | 分析機器紹介
いかなる要求事項にも応え、信頼と安心を得る品質保証活動を行っていきます
当社は顧客のいかなる要求事項にも応じ、継続的に最高・最良の品質を安定的に提供することをモットーにした品質管理を行っています。そのため、品質に関するすべての工程を明らかにし、標準化していくことを前面に掲げ、品質管理活動を推進しております。
また、日進月歩で変化する分析技術に適応するため、分析装置の拡充、分析担当者の技術向上に努めているほか、より高い精度を維持するため、作業環境の整備も徹底して行っております。
当社は、顧客のいかなる要求事項にも応じ、継続的に最高・最良の品質を顧客に安定的に提供することによって、信頼と安心を得られると考え、次に3つのテーマを掲げ、それぞれのレベルの維持向上を図って品質保証活動を推進することを約束します。
顧客の信頼の安心を得るためには、提供するデータが重要なポイントとなります。当社では、傾向管理による当社製品の実力値の把握や整合性の確保を常に監視するために「当社独自開発のデータ管理システム」を活用しています。管理システムは、すべての部署において容易に確認できることによって品質管理活動を全員で取り組み、全社による品質保証を推進しています。
(1)分析装置の拡充
顧客要求事項の高度化、多様か大きく二つのテーマを掲げ、拡充を図っています。
○RoHS対応や製品含有科学物質の管理の実施における微量成分の測定
金属分析には、用途や精度に合わせた機器の活用が重要です。
原子吸光光度計、高周波プラズマ発光分析計(ICP-AES)高周波プラズマ質量分析計(ICP-MS)
○無機物質の品質評価に重要な要素であり、顧客の要求が高くなってきた物性の測定です。
粒度分布計、粘度計、密度比重計、比重面積計、蛍光X度装置付走査型電子顕微鏡、X線回折装置 他
品質保証を高めるためには、高い精度を要求されている装置のメンテナンスの実施とデータ管理には分析担当者の技術向上が重要となってきます。
管理者や装置メーカーによる技術講習会の参加と公定機関主催の技術試験により技術の評価を定期的に実施しています。
精度を必要としている試験への対応として交叉汚染の防止がポイントであり作業者健康管理のために作業環境の整備が必要です。
当社では、分析室の作業環境の整備を局排の活用によって図っています。
独自の品質管理システムの導入で、より高度な品質管理活動を実現
顧客の信頼の安心を得るためには、提供するデータが重要なポイントです。当社では、傾向管理による当社製品の実力値の把握や整合性の確保を常に監視するために「当社独自開発のデータ管理システム」を活用しております。
データ管理システムの導入により、人的ミスがなく、より信ぴょう性の高い品質管理活動が可能となりました。管理システムは、すべての部署において容易に確認できるため、品質管理活動を全員で取り組み、全社による品質保証を推進しております。
高周波プラズマ発光分析計
ICP-AES
高周波プラズマ発光分析計
ICP-AES
誘導結合プラズマ質量分析計
ICP-MS
イオンクロマトグラフィ(IC)
原子吸光分析計(AA)
酸素・窒素分析計
比表面積測定計
レーザ回折粒度分析計
走査型電子顕微鏡(SEM)
X線回折装置(XRD)
自動滴定装置
分光光度計
カールフィッシャー水分分析計
マイクロスコープ
EDX
稀産金属株式会社は、持続可能な社内の実現を目指し、将来を担う次の世代に健全で美しい地球環境を残すため、あらゆる場面で限りのある資源を大切にします。企業活動を通して環境保全活動に努めると共に、豊かな社会づくりに貢献します。
当社は、 「持続可能な社会の実現に対する自らの貢献(何ができるか)」を常に考慮します。当社における全ての企業活動(希有金属並びにその化合物の設計開発から製品・サービスの提供まで)を環境汚染防止と環境の保護を活動の両輪とし、積極的に取り組み継続的に推進していきます。
基本理念を利害関係者へのコミットメントとし、活動の推進と達成を図っていきます。活動の基本的な方針は、毎年3月に行う当社の課題への対応を参考にし、立案される2025年度の「社長方針」と一体化すると共に、環境マネジメントシステムの継続的改善を目指して行きます。
以下、3つのテーマを全員で課題としての共有化を図り、環境の重点活動を推進していきます。
(1) 各部門が連携し、気候変動リスクへの対応を企業活動全体に組込むことを促進し、企業価値の向上に貢献する
(2) 法令および規制と向き合い、学びと挑戦で持続可能な環境保全に取り組む
(3) 製品含有化学物質管理の継続的な実施
当社は社長方針のもと、新たな中長期目標の2年目となる年の活動として、環境パフォーマンスを得るために中長期目標の達成を目指し、今年度の単年目標の取組みを進めていきます。
目標設定については、今年度から新たな環境影響側面への取組みとSDGs対応など、環境に関する当社の課題や利害関係者への要求事項の考慮も行いました。当社は、ひとり一人そして全員が環境マネジメントシステムの維持・向上を目指した継続的な改善に取り組んで参ります。
(1)電気使用量削減によるCO2排出量の削減
(2)コピー紙使用枚数の削減
(3)社内発生廃酸の自社処理
(4)社内から排出の産業廃棄物リサイクル率の向上
(5)工場周辺の清掃活動
改訂日:2025年 4月 1日
代表取締役社長 多湖 哲也
敷地内だけでなく周辺の清掃活動に取り組んでいます。
大阪マラソン”クリーンUP”作戦の趣旨に賛同し、積極的に参加しました。
環境マネジメントシステムには国際規格ISO14001がありますが、中小企業にとっては費用や人材面等において認証取得のハードルが高く、環境問題への取り組みが積極的に行いにくい点を考慮し、より分かりやすく取り組みやすい規格として設けられたのが、KES環境マネジメントシステムです。
運営・審査・登録は「特定非営利活動法人KES環境機構」が行っており、ステップ1、ステップ2をあわせ、2023年現在、5,000を超える事業所が環境規格の認証を受け登録されています。
当社は2008年2月1日にステップ2の認証を取得し、環境方針に沿って環境の改善と資源リサイクルに全社を挙げて取り組んでいます。
登録番号:KES2-0359
詳しくはKESホームページをご覧ください。
http://www.keskyoto.org/index.html